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真空薄膜形成で作成した薄膜の用途


当社では真空薄膜形成方法の1つ、スパッタリングによる成膜代行を承っています。こちらでは真空薄膜形成で加工した、薄膜の用途を紹介します。

自動車・交通機関分野での活躍

車載機器

冬季の結露防止、着雪・着氷防止に不可欠なデフロスターや透明ヒーター。これらの製品は、ガラスやプラスチック基板にITO膜を使い、電気を流せるようにしたものです。酸化インジウムとスズの化合物であるITOは高い透明度や伝導性が特徴です。

カーナビなどの車載機器をはじめ、信号機、ETC、電車の窓など、身近なものに利用されているため、目にする機会も多いはずです。

食品関係での活躍

食品の包装にはバリア膜が使われています。食品の味を損なわず長期保存するためにはいくつかの条件が必要で、その中でも酸素遮熱性と紫外線遮熱性は重要な要素だと考えられます。それらの条件をクリアするために、真空薄膜形成が用いられています。

環境エネルギー分野での活躍

電力不足や電気代節約、エコへの取り組みなどから注目を集めている太陽電池やソーラーパネル。真空下での特性を利用し、ガラス基板にシリコンの薄膜を形成しています。そして、ガス種によりP型とN型という違った膜を作製する事ができるのです。

装飾関係での活躍

メガネ

私たちの身の回りにある装飾(メガネフレーム、時計のバンド、建築内外装用等)にも薄膜は活用されています。真空下で金属(金や銀、アルミニウム等)や酸化物(二酸化ケイ素や酸化チタン等)を蒸発させ、物質の表面に付着させるという原理です。そして、チタンであれば表面が金色になります。

このように薄膜は様々な用途で活用され、互いに異なる膜を組み合わせて活用するなど、無限の可能性を秘めています。各企業の皆様、提供している製品に成膜処理を行い、競合他社との差別化を図りませんか。

埼玉県越谷市にある当社では、スパッタリング成膜代行サービスを提供しています。真空薄膜形成を依頼する業者をお探しなら、当社をご利用下さい。実験機がないというお客様もお待ちしております。

真空薄膜形成の依頼なら【ケイ・エム技研】概要


会社名 有限会社 ケイ・エム技研
所在地 〒343-0821 埼玉県越谷市瓦曽根2-15-37
電話番号 048-967-2130
FAX 048-963-8031
メールアドレス kosuna@xc5.so-net.ne.jp
URL http://kmgiken.jimdo.com
説明 真空薄膜形成方のひとつ、スパッタリングで成膜代行を行う【ケイ・エム技研】です。受託成膜も行っており、様々な実験をサポートする事が可能です。成膜代行を依頼するなら、お気軽にお問い合わせ下さい。